「大名古屋ジャズ」 JAZZ in The Central City Great Nagoya’s TSURU・ASAHI Jazz song collection 1929~1938
あきれたぼういず目当てで購入いたしましたが、他の方の歌もとても良いものでした。
特に、黒田進氏の歌は何だか癖になる感じです。
このCDの制作者(?)のお一人が「地味な芝利英氏が活躍している」云々かんぬんという、
意味不明の言葉をツイッターでつぶやかれているのを見て、
よほど買うのをよそうかとも思ったのですが、買って良かった。
しかしながらデザインはいまいちだし、
制作者達の挨拶やら解説やらの文がとにかく鬱陶しい。
「こんなムカシの音楽を聴いちゃって、その良さが分かっちゃってるオレって、イイだろん?」
という、おかしな自己表現欲の塊がそこかしこに溢れております。
この様な人達の手を経なければ、これらの音楽に触れられなったのか!
と思うと内心忸怩たるものがありますが、大事なのは中身ですものね。
そう、これらの音楽が今より遥か昔に作られていた事に感謝いたしましょう。
昔だから、良いんじゃないのです。
良いから、良いのです。
そうそう、解説者さんの解説で特にひとつ気になるところがありました。
25曲目の『愉快な仲間』で誰かが間違えて歌いかけているのがご愛嬌、
と書かれていましたが、ほんとにそうかな?