エレファント カシマシ
エレファントカシマシが世に出た記念すべき作品。デビューアルバムにしてエレカシの代表的アルバムでもある。
商業的な低迷を始める2作目の作品以後、皮肉にもエレカシの作品は焦り・怒り・憔悴といった内面世界を広げ、美しい曲調と文学的な詩によって鬼気迫る情景描写を完成し、他に比類の無いロックバンドとして存在し続けることになる。
それら2作目以降に比べると本作は詩も音楽も荒削りの魅力があり、なによりも挫折や屈辱を味わう前の若者特有の自信に満ちた勢いを感じさせる曲ばかりである。ラブソング全盛の時期に一切愛・恋について一切触れず、男とは、人生とは、国家とはと大上段に構えたスタンスには宮本の圧倒的な独創性を感じることが出来る。
ライブでは恒例の曲も多く、「ファイティングマン」「星の砂」「デーデ」「花男」などエレカシ全曲を通じても代表的な曲が多く入ったアルバムである。日本のミュージックシーンに大きな衝撃を与えた一枚であり、同時に自信に満ちた正義を気取る宮本が聞ける唯一のアルバムかもしれない貴重な存在。
MASTERPIECE
音楽は何度も聴き重ねていくたびに新たな発見や感動がある
さて何度目かの再生の後のレビュー
masterpeace
エレファントカシマシ
購入して二日目(笑)
アルバムの輪郭も見え冷静に感動したり流して聴いたりできる距離感はついた
我が祈り
鳥肌たつ
ライブでは間違いなくオープニングナンバーであろう
脱コミュニケーションかパワーインザワールド的強力な破壊力だ
darling
これは 彼女は買い物の帰り道の対になる曲でしょう
金原ストリングスからも瞭然
大地のシンフォニー
この曲はまだ消化出来てないんだよね〜
マーチ風なドラムが新しい
東京からまんまで宇宙
ライブではインプロが楽しめそうな楽曲
宮本のコメントでは俺達は宇宙にむき出しだという事だ
約束
泣くぞ(T-T)この人たらしめ
この曲で泣ける自分を誇り思う
男で良かった
これは男が泣く事を許された曲だ
ココロをノックしてくれ
エレカシ流散歩の歌は数あれどここでの宮本はいつになく爽やかだ
コンビニでサンドイッチを買うほどに(笑)
穴があったら入りたい
言葉遊びがイカス(笑)
肩の力がニュートラルで現在の宮本の余裕が伺える
七色の虹の橋
これはアナザーリッスントゥザミュージックか!?また泣かせる気か!!誰の人生もマスターピースさ
思いではセピア色じゃない
明日へ向かう七色の虹の橋
ワインディングロード
アルバムで聴くと躍動感が増す
これが現在の宮本の揺るがない自信と楽曲だ
震災だから頑張るんじゃない
人は何時だって誰だって頑張っているんだ
停滞したって後づさってたって時間は進み人は今日を歩む
己をさらして行こう!go-
世界伝統のマスター馬鹿
粘っこいファンクネス
アンコール一発目な予感
偉そうな事言っても売れたって裸になれば世界一のばか野郎宮本の面目躍如
飛べない俺
最後はまるでジョンレノンですか
まだまだ死ぬには早すぎるぜ
俺もまた45歳
同じこの地とこの時を共有している事を誇りに思います
さてまたリピート
Live & Documentary DVD 「ap bank fes ’10」
毎年参加してDVDも購入していますが、今までに比べると「うーん」と言わざるを得ない内容。
気になった点
全参加アーティストを収録してほしいこと。
曲が途中で切れるようなダイジェストはやめてほしいこと。
エコレゾトークは過去作品同様に大切にしてほしいこと。
Bank Bandの収録曲は全部良かったし、去年の記憶が蘇ってきて全く悪いわけではない。ただもう少し一工夫を。
素晴らしいフェスだけに参加できなかった方のためにもフェスの趣旨や空気感が伝わるような内容にしてほしいです。
定本 宮本から君へ 2
正直ぼくは連載当時、この作品が大キライでした。
なにか、適当に生きてる自分みたいな
人間を否定されてるような気がして。
でも続きがめちゃくちゃ気になって
いつも友達と悪口言いながら、実はモーニングを
読むのを楽しみにしてました。
ちょっと真剣に自分と向き合って
生きてみよう、と思い出した時期にふっ、と
読んでみたら、凄いな!!と感動して
過去の自分のアホさ加減がよーくわかりました。
新井さんほど誠実に、現実と向き合って
フィクションでくだらない現実と勝負してやろう、
と挑戦し続けてる人って、
外国もともかく、日本じゃいないんじゃないのかなあ・・・。
現在の一億総なんとなく右より状況に、
左右どっちにも属さない新井さんは
挑み続けています。
この漫画は、単純に起伏のある人間ドラマ
としても楽しめ、後の作品よりも入り易い
面があります。
ただし入ったら痛い気持ちにさせられます。
ヒロインへの仕打ちに対する宮本の
果敢な復讐劇、こんな風に展開して
終わらせる人、他にいないと思います。
ヤケド覚悟の名作!!
定本 宮本から君へ 4
「サラリーマンみたいな人生は送りたくない」なんて若い人はよく言うような気がするけれど、そんな人にこの漫画を読んで欲しい。
極普通に社会の歯車として機能することも出来ず己の惨めさにただ悔し泣きし、それでもがむしゃらに生きようとする宮本に感情移入せずにはいられない。