美ら唄
比嘉メンバーは皆本当に歌が上手いなあ、と思いました。
知念くんの「唐船ドーイ」、木手部長の「ジンジン」は流石うちなーんちゅ、言ってる意味が分からない!て感じでしたが、曲も歌も素晴らしく、意味が分からなくても楽しめました。そして木手部長はエロい!笑
私は、一度曲を聞いた後、歌詞の意味が知りたくて色々と(ググってみたりして)調べてみて、意味を知ってからもう一度聞く、なんて楽しんでました。
慧くんの「芭蕉布」が前回の慧くんのキャラソンと違い凄くゆっくりとした曲調で、慧くんって本当に多才だなあ、と思いました。惚れそうです。笑
甲斐くんの「涙そうそう」、凛くんの「さとうきび畑」は、声がとても可愛いです。私はつい、凛くんの「さとうきび畑」で泣いちゃいました。可愛いのに、寂しい、そんな風に感じてついポロリ、と。笑
最後の一曲は皆で歌う「沖縄そばの歌」で、元気に、明るくなれます。最後の一曲はできたら不知火くんと新垣くんも一緒に歌って欲しかったですが、それはまた今度に期待します。笑。きっと不知火くんと新垣くんはちゃんとCDを出してくれるはず!笑。
とにもかくにも、私はこの一枚を聴いて、比嘉中は絶対悪い子たちなんかじゃない!と思いました。確信しました。笑
それぐらい素晴らしい一枚です。比嘉好きな方は是非。
さとうきび畑―ざわわ、通りぬける風
全体のおよそ3分の2は、「さとうきび畑」の詩や、作者である寺島氏によるこの歌にまつわるエッセイと、美しい沖縄の風景の数々を大塚氏がカラーでとらえた写真とが交互に載っているページで構成されており、加えて「さとうきび畑」という歌の歩みの紹介、そして森山良子、上條恒彦、新垣勉(テノール歌手。沖縄出身)といった、この歌に生命を吹き込み、感動を与えている人々が想いを綴った寄稿などで構成された、シンプルだが、見ていくうちに、さまざまな思いが心の中をめぐる一冊。
歴史を振り返るまでもなく、いまなお外部からの力に翻弄され続けている沖縄。にもかかわらず、沖縄の持つ、このゆるぎない《力》、まるで人間の尊厳のように、きっと他の何であろうと奪うことのできない、静かで強い、根源的な《力》は、何なのだろう。そしてその《力》の象徴のように、この「さとうきび畑」という歌は強い生命力を持ち、誕生から30年を超えて平和への祈りを伝え、さらに拡がり続けている。
その事実に、ただ胸を打たれる。
ざわわ ざわわの沖縄戦―サトウキビ畑の慟哭
「さとうきび畑」の歌詞のリフレイン「ざわわざわわ」は「さわさわ」でもいけないし、「ざわざわ」でもいけないのです、と寺島尚彦先生から私(剣持)ははがきを頂いている。本書の著者は生前寺島氏には取材していなかったようだが、執拗にこの歌の拠って来たるところを本書で追究し「さとうきび畑」の実態を綿密詳細に考証しているのには頭が下がる。戦争をテーマのノンフィクションで菊池寛賞を受賞している人だけある、と感心させられる。「戦争はそんなに生易しいものではない」という批判を沖縄戦体験者から聞き、その後調査をよくして、説得力のある文章となっている。ここに繰り広げられた事実の数々を知ってもらいたい願いから間口は広がっている(雅)
さとうきび畑
今年は、沖縄返還40周年です。
現在、40歳より若い世代の方は、生まれた時から沖縄は日本の領土だった。
でも、それより上の世代は、昔政府がアメリカに一生懸命頼んで「不毛地帯」
の戦闘機がらみのこともしながら、やっと奪還した日本の領地。
沖縄の方々がどんなに苦労されたか、涙を流されたか、沢山の方々が死んで
いっていかれたか、そんな出来事に思いをはせることができる曲です。
どうか、じっくりと聴いて下さい。
さとうきび畑の唄 完全版 [DVD]
私は、以前この作品を見て心に深く感じるものがあった。戦争の怖さ、家族離れ離れになる悲しみ、そして大切な人の死・・・一瞬にして何もかも奪ってしまう戦争の悲惨さを感じ取れた。
この作品で得た知識を元に実際に沖縄に行ってみた。平和記念公園、ひめゆりの塔、海軍豪・・・いまだに沖縄の人から消えることのない戦争の足跡に触れてみて私は戦争の無意味さ、不要な人の死に対しとても傷ついた。タクシーに乗り沖縄の町を散策しているとふとタクシー運転手が「この辺りは戦時中人の死体だらけで歩けなくらいだったよ」とポツリ・・・その光景を想像してみたがそこは今太陽の光をまばゆく受けたサトウキビ畑。まさに天まで届かんとする立派なサトウキビ畑だった。そのサトウキビのよう静かでもありたくましく生きていけるそんな世の中を期待する。もうあの悲しみはいらない・・・