ベスト・オブ・ジョン・デンバー
J.デンバーのベスト・アルバム。選曲に一部不満もあるが、彼の素朴な歌と性格がそのまま出ている好アルバムである。
「Take Me Home, Country Road」は多くのアーティストにカバーされた曲で、懐かしい故郷に一刻も早く帰りたい素朴な気持ちが良く伝わって来る佳曲。「Sunshine On My Shoulders」も代表作の一つで、ゆったりとしたリズムと伸びやかなボーカルが、「太陽を背に受けて」という暖かい雰囲気を良く醸し出している。「Mother Nature's Sun」はビートルズのカバー曲だが、P.マッカトニーの曲の伸びやかさがJ.デンバーとベスト・マッチで素晴らしい出来に仕上がっている。そして、私の一番好きな曲は「Annie's Song」。J.デンバーにしてはストレートなラブ・ソングなのだが、恋人の美点を清々しくメロディアスに歌い上げる姿に、聴く方も心が透き通る。
一時は全米一の人気歌手と言われたJ.デンバーだが、米TVのショー番組に出ていた時は居心地が悪そうだった。素朴にカントリー・ソングを歌うという姿がやはり相応しいと思う。そんなJ.デンバーの優しさが率直に伝わって来る佳作。
ザ・ビートルズ アルバム・バイブル (日経BPムック)
ザ・ビートルズ全曲バイブルの姉妹編かと思ったらライトな読み物が中心で、最初は少し肩すかしを食らった気分だった。
でも内容はおもしろい。全曲のカバーバージョン解説と、鑑定団でおなじみの本多さんのお宝紹介が読みごたえがあった。 全曲バイブルの流れをくんだ情報コーナー(もちろん顔や楽器の絵を使ったあの図解入り)もアルバムごとにあって読み終わった時には充分満足できた。 読み物だけではなくて、データも細かくしっかり押さえてある。特に全英チャートの折れ線グラフが新鮮だった。ビートルズのアルバムと他のアーティストのアルバムの順位争いの様子がハッキリわかって、ながめていると時間を忘れてしまう。全米チャートのグラフも同じ方式で見てみたい。自分は買ってよかったし、他の方にもおすすめしたいと思います。
ロード・オブ・ドッグタウン コレクターズ・エディション [DVD]
自分はスケボーなどはやらないですが、観賞するのが好きなので、スケートを題材にした映画を見つけたのがこの「ロード・オブ・ドッグタウン」です。
実際、スケボーに詳しくない人やあまり好きではない人でも楽しめるんじゃないでしょうか。スケボーやサーフィンなんかが好きな人はモチロンの事、
青春映画の色が強いので、そっち系の映画が好きな人にもオススメです。
Jackassで有名なジョニー・ノックスビルの微妙なマネージャーキャラが印象的でした(笑)。
スケボーの原点を見たような気がします。