レノン・レジェンド ― ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン
ジョンのベスト盤はどれも「帯に短し襷に長し」で中途半端なんだけれど、その中でジャケットも含め選曲、曲順など総合的に判断してこれが一番かなと思います。中古ですと600円とか、信じられないような値段で販売している新古書店もあります。何より流れがいいです。何の抵抗もなくすっと耳に入り、至福の70分が過ぎていきます。新しいベスト盤が出て、これから更に中古で出回る可能性があるので、安価で買えると思います。個人的には今出たベスト盤同様、これにDVDを付けた拡大盤を発売してほしいくらいです。新ベスト盤発売の影響か、国内盤が既に廃盤になっているようで残念です。
ジョン・レノン レジェンド
日本語版と英語オリジナル版を両方とも買ってしまったけど、むしろ英語版のほうが当たり前だけどオリジナリティーがあって面白いと思う。このようなスクラップブックを出せるだけの情報が残っているだけでもスーパー・スターの証かと思う。デビュー前のジョンがミミおばさんに「俺が書き散らかした紙切れ、取っておけよ。後で、高くなるから・・・」と言ったとおり、こんな本にまとめられる事になってしまった・・・。
ジョージはそこそこ分厚い自叙伝めいたものを出版したけど、ポールかリンゴは今から何か書き溜めておくとか、思い出の黄色いリボン・真っ赤なパンツみたいなものを何か残しているんだろうか?
レノン・レジェンド ~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン [DVD]
何がしかの形で見つづけた映像が一つに結集したと言う感じ。そこにはその時代に生きてきた生の姿を見せつける。自分がその当時の思い出を心の奥にしまいこんでいたものが蘇るきっかけでもあった。レノンには一度も会った事がないのに、まるで「俺の映像を見てどうだった」とでも聞かれているような親近感を感じてしまうのは何故なんだろう。
ジミ・ヘンドリックス レジェンド
『ジミ・ヘンドリックス・レジェンド』が発売されましたね。ニューヨークの書店では英語版は見ていたのですが、あらためて日本語版が発売され、じっくり読んで見たのですが、ほんとにジミはすごいアーティストだったのですね。それにしても、この本についているお宝資料は、信じられないくらい完璧なレプリカで、驚きました!
早速、もう一冊買って、このお宝をすべて額装してしまいました。部屋に飾ると、これは、ちょっとしたジミのミュージアムの完成です!友人が本物?と聞いてきましたので、
得意げに、本物だと冗談をいったら、始めは信じていました。
こんな本が世の中にあるんですね・・・。レッドツエッペリンも出ないかな〜?
ソウル・メン [DVD]
この映画を作った人達はソウルミュージックをとにかく愛していたのでしょう。 オープニングのパロディーで笑ったし、BGMの選曲や歌詞からのセリフの引用もいい。 メンフィスのシーンではキング牧師が暗殺されたモーテルや、スタックスミュージアムが写る。 最後のアポロシアターのシーンではブルースブラザーズや、JBの追悼式が思い起こされる。 また、この映画が遺作となったバーニーマックとアイザックヘイズの存在は忘れてはならない。 エンドロールではバーニーマックのインタビューが挿入されているが、観客を楽しませるために全力を尽くす彼に思わす涙腺が緩む。 アイザックは本編では歌いこそしませんでしたが、エンドロールの最後に彼の歌う「Never Can Say Goodbye」が流れて来ました。 ソウルが好きなら楽しめる作品です。実にアメリカ的で、往年のソウルミュージックに合間って元気が出ます。個人的に勘弁してほしいシーンもありましたが。