イムジン河
今から34年前の春、民放ラジオを中心にテスト盤が放送され、それを聞いた私は「なんて美しいメロディなのだろう」と感動し、発売を心待ちにしていた矢先の発売中止に泣いたものだ。今回、まさかのオリジナル盤の復刻は素晴らしい出来事だと思う。それと同時に、音楽はどんな政治的な圧力にも屈することなく生き続けることを教えてくれた貴重なCDだと思う。当時、積極的に取り入れられはじめていたストリングスによる伴奏が実に美しい。
ベスト・フォーク100曲~青春のFolk&Pops~
ウキウキして購入!楽しめました。
Disk1と2は自分にはちょっと古臭く感じた。
アリスとダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンドと甲斐バンドがやたらと多く感じるたけど、なんでかな?
もっと多くのアーティストを取り上げて欲しかった。
今語るあの時あの歌 きたやまおさむ―ザ・フォーク・クルセダーズから還暦まで (CDブックシリーズ)
「今語る」にだまされた、とは言いませんが、純然たるインタビュー本ではありません。そうかだから著者が「きたやまおさむ」ではなくて「前田祥丈」なんだ、と今頃気づきました。
きたやまおさむの語りに、かなり著者の解説というか説明が加えられています。別にそれが邪魔だとは思いませんが、やはり生の声を聞きたいと思います。
内容はかなり充実しています。きたやまおさむの虚と実というか、プレイング・マネージャーぶりを時系列を追って語られていますし、将来についてまで触れられているところが単なる回顧録に終わらせていないので良いと思います。
CDは、きたやまおさむについてはあってもなくても構わない、本当におまけという感じです。8曲収録されていますが、本書にコメントがある以外は特にこの8曲でなければならないという説明はありません。それでもどれもが代表作だと思いますし、「戦争を知らない子供たち」はジローズのバージョンではなく、万博の時のものだと思いますので、ある意味必聴ものかもしれません。
memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~
名曲『あの素晴しい愛をもう一度』、
最初は“御トノバン”が当時の奥さんであった“ミカさん”へプレゼントした曲だったそうですが、
いい曲であるが故、何時しかシングル盤となって公にリリースされてしまい、
今日では皆に歌い継がれる名曲となってしまいました。