ピーター・バンクス ランキング!

ピーター・バンクス フライングハイ [DVD]

この映画がパニック映画華やかしり頃のヒットシリーズ「大空港」のパロディである事を今さら言った所で仕方ないだろうとは思う。パロディは「原典」を知らないと成立しないという哀しい性があるのも確かだ。しかし、それでもこの「フライングハイ」は魅力たっぷりの傑作である……世紀の「バカ映画」の大傑作として!
パロディを超越したあまりにも下らないギャグの乱れ打ちは初公開から20年ほどたった今でも充分「バカ」である(誉めてるんだよ)。
日本の映画界がどうやっても太刀打ち出来ないのが「バカ映画」と言う特異なジャンルである。ひと頃、「アメリカンジョーク」が日本人に理解出来ないギャグとして(何故か)軽んじられた事があったけど、それは逆の話。コメディ映画、特に「バカ映画」に関してはアメリカはやはり先進国である。
こんなアホな事に膨大なお金と知力能力を傾けるのは並み大抵の事ではない(もちろん誉めてるんだよ)。この情熱にはハリウッドの奥深さを感じてしまうのだ。
……などと、こ難しい事なんかどうでもいいのだ。この「バカ映画」に身も心もゆだねて至福の時を過ごして欲しい。
そう、「裸の銃」シリーズのレスリー・ニールセンが初登場するのもこの作品だ。アブノーマルドクターぶりを堪能してくれい! フライングハイ [DVD] 関連情報

ピーター・バンクス トゥ・サイズ・オブ・ピーター・バンクス(紙ジャケット仕様)

1973年リリースの初ソロアルバム(私的にあとのソロは?)・・・タイミング的には、FLASH解散の頃になるのかな?YESよりはFLASHの印象の方が個人的に強いギタリストですが、特に本人には興味なく(笑)参加ミュージシャンで欲しかったアルバムでした・・・アナログは未購入でしたので、最初はBOOTCDで我慢してましたが、ONEWAYがリイシューしてくれた時はとても嬉しかったなあ!このESOTRICと言うレーベルもなかなか凄い所をリイシューしてくれるので、素晴らしいですね。さて内容は全曲インストで、だらだらしないほどよく緊張感ある(笑)ジャムセッションをまとめたと言う仕上がりです・・・曲としてさほどおもしろいものは、個人的にはありません。(メンツを見ると凄いが、笑)アルバムの半分はヤンアッカーマン(G)とのコラボ的なもので、他ジョンウエットン(B)・フィルコリンズ(Dr)・スティーヴハケット(G)とFLASHリズム隊が参加しています・・・どうせなら全部フィル&ジョンのリズムセクションで制作して欲しかったよなあ。メンツにピンときたら、お手元に!! トゥ・サイズ・オブ・ピーター・バンクス(紙ジャケット仕様) 関連情報

ピーター・バンクス 暗殺者の家 [DVD]

アルフレッド・ヒッチコック監督のイギリス時代最大のヒット作。
当時様々な題材を扱い不調に陥っていた彼が、低迷期を脱出する契機となった作品。

スイスで休暇を楽しむ家族が"某国大使の暗殺を企む"組織の陰謀に巻き込まれていく、
いわゆる「巻き込まれ型サスペンス」であり、自身の以降の作品で幾度となく使われる
"巻き込まれ型のプロット"の原型を今作で築き上げた古典的傑作。

トーキー映画ということで、現代の映画に比べたら当然迫力に欠けるが
ヒッチコックお得意の小道具を用いたサスペンスを盛り上げる演出や、
極力無駄を省いた展開により最後まで集中が切れることなく観賞できる。
また、ピーター・ローレのふてぶてしい怪演も見所の一つ。

よって、本編に関しては星4つ。

◆残念な点
このソフトが他社のパブリック・ドメインDVDと比べて差別化を図っている点は
【淀川長治氏の解説映像】であるが、内容自体は残念ながら
この本作についてはほとんど語られていない。
ヒッチコック好きで知られた故淀川氏による本作の裏話が聞けると
期待していただけにこれは残念。

画質も他社とさほど違いがないので、本編のみを楽しむだけなら
より安価で購入できる他社で十分でしょう。 暗殺者の家 [DVD] 関連情報

ピーター・バンクス フラッシュ・イン・パブリック - FLASH IN PUBLIC

 今年(2013年)に亡くなった、ピーター・バンクスを追悼するように出されたライブアルバム。といっても、ピーターは生前から考えていたらしいけど。
 フラッシュは、イエスを脱退したピーターを中心にしたバンド。イエスに似ていると言われるけれども、むしろドライブ感でつっぱしっていく感じは、イエスにはないものだ。ピーターのギタープレイは、ギターを弾くというより、ギターに弾かされているようなところがある。アドリブの演奏もインプロビゼイションというよりはお遊び要素たっぷりという。荒々しくて何かにとりつかれたようなプレイが、フラッシュのサウンドをつくっていると思う。スタジオではそういう部分は抑制され、きちんとまとまった楽曲として録音されているけれど、ライブでは抑制がきかなくなってくる。上手とかいうよりも、何が何だか感があるプレイが、このライブアルバムでは、たっぷり楽しめる。とりわけラストのDream Of Heavenの24分におよぶ演奏は聴きもの。もう一枚のライブアルバム「サイコシンク」ではフェイドアウトされていたけれど、ここではラストまで聴ける。それと、マイク・ハウのドラムソロも、ちょっとめずらしいのではないか、とも。 フラッシュ・イン・パブリック - FLASH IN PUBLIC 関連情報



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