書くだけで安心 あなたと家族のための エンディングノート
書き方の例もあり、いろんな項目を設けてあり、その項目に沿って書くだけでいい
本当に使いやすい遺書 です。
両親に渡しました。
又、私自身もいつ事故等に合うか分からないので、書いておこうと表います。
本当に分かりやすい内容になっています。
THREE HUNDREDS CLUB(紙ジャケット仕様)
このアルバムは、ちあきなおみがビクター時代に放ったオリジナル・アルバム『THREE HUNDREDS CLUB』(1982.7.21)の復刻版です。
初めてのCD化ではありませんが―他のアルバムと一纏めにされて『Another World』(2001.4.21)として発売中―今回の復刻で当時の音源そのままの彼女のジャズを味わうことができるようになりました。音質も良好です。
もう何年も前のことなのでうろ覚えで恐縮ですが、女優の桃井かおりが週刊誌の連載コラムの中で、“ちあきなおみのジャズを聴くと心身ともに安らぐ”といった類のことを語っていましたが、おそらくこのアルバムのことを指しているのでしょう。
唐突ですが、美空ひばりもジャズを歌っています。彼女の歌うジャズは、ちょっと辛口な見方をしますと、ジャズはかくあるべきものといったステロタイプ的なものになっているように思えます。そして世間では、そういったものを上手いと思うようです。
それに比べて、ちあきなおみの場合は、型に嵌めるなんてことは、これっぽっちも考えていないようです。ですから、べき論的な固定観念でもって彼女の歌を聴くと初めは肩透かしを食らったように感じるかもしれません。
でもジャズは、ものに囚われない自由な表現にその本質がある筈です。ちあきなおみという歌手の凄さは、こういった本質を常に見失うことなく、オリジナリティに満ち満ちた歌を創作するところにあるのです。
であるからこそ、その解き放たれた精神に共鳴する私たち聴き手の身も心も癒されるのだろうと思います。
デビュー前に、乗っていたタクシーから流れてきたひばりの歌を“上手いね”と褒めたマネージャに対して、“どこがですかぁ”と聞き返したちあきなおみ。それが中学出立ての頃だというのですから、只々唸るだけです。
ちあきなおみのたゆたうような「朝な夕な」(原曲「UNDER A BLANKET OF BLUE」)、「日曜日は風」(同「FOR SENTIMENTAL REASONS」)、「悪い夢」(同「THESE FOOLISH THINGS」)、そしてちょっとブルージィな「横顔」(同「THAT OLD FEELINGS」)、「愛の形見」(同「GOLDEN EARRINGS」)、どれもこれも素敵です。
春のかたみ
元ちとせとユーミンが合わないという声も聞こえてきますが、コラボは初めてではなくアルバム『ノマドソウル』の一番最後に収録されていた『ウルガの丘』に続く二作目で、ユーミン自身もさまざまなジャンルの曲を作れる才能が溢れるアーティストで、元ちとせの色をちゃんと出していると思います。ただこの『春のかたみ』より『ウルガの丘』の方が元ちとせらしいのは事実かも知れません。『春のかたみ』はユーミン自身が歌ったらすごく良いんじゃないかと思います。
元ちとせの声と同様ユーミンの声も奇跡だと思います。
倉俣史朗のデザイン: 夢の形見に
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が2004年に再オープンしたとき,2Fの一番目立つ場所に飾られていたのが倉俣史朗の家具と川崎和男の車イスだった.本書によって,日本を代表するふたりのデザイナによる時間を超えたコラボレーションを再び目にすることができる.デザイナ必読の書.