ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う ディレクターズ・カット 完全版 [Blu-ray]
石井隆監督作品で、これだけのキャスティングで十分に見ごたえのある作品であることは、観る前からある程度予想はつきます。
問題は主役に抜擢された佐藤寛子ですが、完全にいい意味で予想を裏切ってくれました。
単なるB級グラドル程度の認識しかありませんでしたが、完全に石井監督のオーダーをこなしてます。
正直言っていい意味で「拾い物」でした。
単なる石井マジックなのか、彼女の実力なのか。いずれにしても捨て身の演技は高く評価したい。
但し石井隆監督作品なので、グロいです、その辺はご理解の上ご鑑賞されたく・・・・・。
大竹しのぶの久々の怪演も見ものです。
いい意味で「ベタ」なアングラ日本映画のいい伝統を引き継いでいる作品です。
そのくせ最新の映像技術もふんだんに取り入れ、さすがは石井隆監督。ブルーレイ化の価値あり。
不倫純愛 [DVD]
あなたは、夫婦生活より
浮気を優先するってことは
なくはないよね?
じつは、
りんごが幸せのメッセージなんだってことに
気づかせてくれる
この映画は、ファースト・クラスです♪
追伸
キーワードをお知らせします
15年の夫婦生活・出版会社の編集長・ベストセラー作家
黄色いバラ・白いバラ・不倫の象徴・純愛の象徴・
カローラ・アウディ・カヌー・失踪・りんご
猫・水泳・プール・キス・出版社・セックス・セックスレス
数学・別荘・五反田・ソープ・ボート・車・暖炉
入浴・血・湖・指輪・明かり・アルコール
家・刺青・妻・恋人・ペット
写真集 「嘉門洋子」
この写真集はとても良いです。まず余分なページが無い、最近多い風景ばかりや余白が目立つような事も無く、素材を綺麗に写しています。また、ぼかしや色を入れると言ったカメラマンの見苦しい芸術も無くて、頭から足まできちんと撮られています。
よくぞ購入者の視点で撮ってくれたなと思います。
嘉門さんのファンでなくともお勧めです。
自殺サークル [VHS]
なんといっても、映画冒頭の集団自殺のシーンがインパクト大きい。
帰宅ラッシュのJR新宿駅ホームに、制服の女子高生が普通におしゃべりしながらぞろぞろ集まりだし、
みんな手をつないだと思ったら、「せーの」の掛け声で、いきなり入ってくる車両に全員が飛び込んでしまう。
他にもホームに待っている乗客が大勢いる中で突如起きる惨劇は、線路に落ちた女子高生の一人と目が合った
次の瞬間には轢かれて血しぶきが上がるなど、強烈な見せ場になっている。
これを皮切りに、集団自殺の波は日本全国に広がりだす。
ある高校では、日常の学校風景の遊び半分のような様子のまま、校舎屋上からの集団飛び降り自殺になってしまう。
決心のつかなかった学生が、無理やり道連れにされるところがリアルで怖く印象に残る。
前半は、得体の知れない恐怖が、じわじわと蔓延していく怖さが感じられますが、
ここまでは、見方によっては、ただ気色悪い、趣味の悪い映画かも知れません。
しかし、物語後半から、少年が電話で
「あなたは、あなたを殺してもあなたと関係ありますか?」
「あなたはあなたの関係者ですか?」などのメッセージが投げかけます。
ここでスプラッターホラー風のテイストが「人とのかかわり、自分とのかかわり」を問う詩のような作品に変わっていきます。
この展開が、園子温監督の作風ゆえであり、なぜか気になる作品になった理由と思います。
石橋凌, 永瀬正敏が刑事で、さとう珠緒, 宝生舞が看護婦で出演していることで、
普通の映画に踏みとどまっていますが、途中からストーリーは(おそらく意図的に)破綻しており、
かなり毛色の変わった作品になっています。
写真集 嘉門洋子 2
全編ほぼ全裸といっていいです。9割くらい全裸。
しかも、下手な芸術的なボカシやピンボケ、変に濃い化粧など一切なく、
実に綺麗な裸体そのままを堂々とカメラに収めている。
背中だけ見せたり乳房を手で隠すなど、およそヌードとは言えぬ「ヌード」が横行している中、
この写真集は必ず買った人を満足させてくれるでしょう。