ロザリオとバンパイア 七夕のミス陽海学園(特典無し)
本作は「ロザリオとバンパイア」アニメ版を基にしたアドベンチャーゲームです。
アニメ一作目の世界観なので、「心愛」ちゃんなどは出てきません。〜残念!
漫画原作者描き下ろしのゲームオリジナルキャラクターが2人出てきます。
一人は女の子、もうひとりは馬・・じゃなくて「牛XX」という男の子。
ゲーム中の7日間のお話になっていて、初回のクリアは大体2〜3時間ぐらいで可能と思います。
ゲーム中の選択肢や、タッチペンを使った幾つかのミニゲームの成否で展開が変わります。
ミニゲームは、凄く簡単なものもあればそれなりに難しくなるものもありますが、
総じて易しい難易度設定だと思われます。セーブは20箇所も可能になっています。
メッセージスキップ、メッセージ非表示、バックログの確認も出来ます。
CGギャラリー、ボイスのコンプリート閲覧も可能です。
ミニゲームは6種類と数も少なく、ゲーム性はそれなりのものです。
ただこのゲーム、「アニメの再現度」が素晴らしいです!まずアニメサイズの「COSMIC LOVE」が
クリアな音で流れます。フルボイスではありませんが要所要所で喋ってくれるのが嬉しい。
シナリオ、キャラクターのやり取りはアニメノリそのまま。開始5分くらいでヤフーされて金ダライが
落ちてきて氷漬けにされてカプチューされます。セクハラ先輩はいつもよりもセクハラ、
魚大好きな先生や色々ある魔女などアニメ一期の登場人物がたくさん登場、オリジナルキャラクター
も大変魅力的でストーリーに深く関わり、とても生き生きとしています。
アニメが楽しめた人が残念な違和感を感じてしまうような所がなく、
作り手の作品愛のようなものを感じます。
ゲームとしては普通でも、アニメが好きな人には★5つでおススメしたいです。
「ロザリオとバンパイア」キャラクターソング1 赤夜萌香
記憶に新しいしゅごキャラのキャラソン「迷宮バタフライ」に次ぐ今年のキャラソン第2弾ロザリオとバンパイアのヒロイン萌香のキャラソンが来月の頭に発売されますが、迷宮バタフライ同様期待できる事でしょう!なんせあの水樹奈々なのだからハズレはまずあり得ないですね。
ロザリオとバンパイア 恋と夢の狂想曲(ラプソディア)(限定版)
DSで出たロザバンは買わなかったのですが、PS2で発売されるやつはとても興味があります。まず、どのキャラも可愛い!!声優さんたちが豪華!!です。アニメは全部見ていたので、ロザバンの番外編ゲームはとても欲しいです。限定版と通常版が発売されますが、ファンならもちろん限定版を購入ですね。限定版の内容は、限定ポスター、リバーシブル萌香ストラップ、公式パンフレットです。特に公式パンフレット(設定資料集)には、期待しています。60ページくらいあるみたいです。発売まで待てないです!!
ロザリオとバンパイア アイドルカバーBEST
ざっと聴いて水樹奈々が工藤静香と中森明菜と松田聖子のカバーを歌ってて優遇されてるなー、とか盛り上がってたんですが、ずっと聴き続けるうちに微妙な気分になりました。
水樹奈々がカバーしている3曲は歌い方まで元の歌手そっくりですし(特に"DESIRE"の歌い方は笑ってしまうほど中森明菜を意識しています)、釘宮理恵の"Say Yes!"もちょっと菊池桃子っぽい歌い方なんですが、これ、「ロザリオとバンパイア」のキャラクターソングとして出す必然性があるのか疑問です。
みんなプロの声優なのにわざわざ物まねっぽく歌うことをそれぞれのファンの方が期待しているとは必ずしも思えませんが。カバーするんだからそれぞれのパーソナリティで原曲を消化したほうがそれぞれの声優ファンも喜ぶのではないでしょうか…?
全体的にアレンジも歌い方も原曲に忠実というかコンサバティブです。
80年代アイドルファンからしても「懐かしいなー」とは思ってもだからといって別に「ロザリオとバンパイア」の販促につながるとは思えませんし。
いったいどの層を狙って企画したのでしょう。
制作サイドが80年代アイドルをオマージュしたかったというのが本当のところなんでしょうね。
私としてはコンサバティブ路線に面白味を感じない中、こやまきみこの「寂しい熱帯魚」でのキャラ声がサビでボコーダーを通したような面白い歌声で新鮮味を感じました。このアルバムの個人的ベストテイクです。
2009/6/20追記:
"1980年代の""アイドルソング"というところでみると、特徴は2つあると思います。
(1)CD出始めの頃で、メディアとしてのダイナミックレンジの広さに着目した録音が多かった。あまりコンプレッションがかかっていない音。(通常の殆どの音量レベルが現代の録音よりも小さい)
(2)アイドルですから音程が微妙、もっといえば人によっては寂しい気分になる人もいました。
これを念頭に置いてこのアルバムを聴いてみると、企画意図はさておき、音作りはやはり典型的な2000年代の音ですね。コンプレッションは積極的にかけてます。また声優の歌声には徹底的にピッチ補正がかかっています(音程の微妙さは殆どありません)。
いい悪いというより好き嫌いの世界だと思いますので評価は避けますが、購入前に参考にしていただければ。