ライヴ・フロム・シドニー・トゥ・ヴェガス [DVD]
現代の多国籍系、グローバル音楽とはBEPのことを言うのだろう。
アルバムでは全米NO1曲を多発した「エンド」が彼らの記念碑的作品になるに違いないのだが、DVDコンサートはシドニーライブが光る。
全員が良く歌い、飛び跳ね、踊り、バックバンドも全開だ。BEPはデビューしてから長く男3人のチームで泣かず飛ばずだったが、紅一点ファーギーをセルジオ・メンデスの推挙で迎えてから爆発的にヒットしてた。
ヒットの第一弾はモンキービジネスである。本アルバムではそのアルバム曲が中心の構成。全員が30歳前後だから経験も分別もある。とにかく楽しいショーだ。ウィルアイアムらのアクロバットダンス。マスコットモンキーを腰につけたファーギーの息の長い熱唱ーーー。
BEPはメガヒットを放ちまくり、いま分岐点にあるようだ。どんな音楽に変化するか??