ドカベン [DVD]
当時30歳をゆうに超えていた川谷拓三(殿馬役)が野球ボールに乗って(!)登場するシーンは一種の驚異と戦慄を与えてくれる・・・!!
とにかく映画を見て唖然としたければどうぞ。
封切り当時、併映の怪獣映画(渡瀬恒彦主演「恐竜と怪鳥の伝説」)より、よほど度肝をぬかれたのを思い出す。
漫画の実写化ではジャック・ドゥミの「ベルサイユのばら」と並ぶ怪作!!
広帯域ハンディレシーバー IC-R6
震災で携帯ラジオの売り切れが続出したことが切っ掛けで購入しましたが、今はAIR BANDを中心に聴いています。
機種は「はじめての受信機操作ガイド (三才ムック vol.357)」(AMAZONで購入◎です)を参考に、感度が良く電池の持ちが良いということで決めました。ニッケル水素と単三電池が使えるのも◎です。付属の専用充電池を使っていますがENELOOPは放電容量が違うので試していません。AMAZONなので改造版ではなく正規版でした。ウチでは使わないので特に問題ありませんが、盗聴機発見などが目的なら他のメーカーの機種か改造版を買った方がよいそうです。それからイヤホンと電源コネクタ部分が簡易防水のゴムのフタになっていて、何度も付けたり外したりしていると切れてしまいそうなので、スタンドも購入しました。
一般のラジオのつもりで使うとバーアンテナを内蔵していないので中波の感度はあまり良くありません。ウチの環境だと、アンテナ交換するかイヤホンアンテナにして一般ラジオと同程度になります。
最初は、家の中でアンテナをSRH-1230に交換して使用していましたが、ACARSなどの受信範囲が他の人の報告より悪かったので、ベランダにAL-120F-MRを立て部屋に引き込みました。エアバンド用ですが中波やFMもよく入るようになりました。
本体以外で購入したものは、バッテリーチャージャースタンド(BC-194)、クローニングソフトウェア(CS-R6)、クローニングケーブル(OPC-478UC)、アンテナはRH-103、SRH-1230、AL-120F-MRです。外アンテナを立てるならマストとか50Ωケーブルも必要です。TV用はインピーダンスも違うしコネクタの損失も大きいので無線用を購入すべきです。
詩羽のいる街 (角川文庫)
私はこの著者の小説を読むのは初めてです。ハードカバー、しかも2000円近い本を購入するのもなかなか無いですし。私の場合、
『図書館』シリーズなどで有名な徒花スクモさんによる表紙イラストに惹かれて手に取り、
帯の乙一さんによる推薦文(特にエマノンが出てきたのが……)で興味が沸き、
発売日の確認で奥付を見ようとして発見した巻末に見開きで載っている参考資料、特に小説のタイトルを見て「これらを参考にしたって、一体どんな作品なんだ?!」と気になって購入。
『野生時代』で連載されていたようですが、そういった情報は後で知りました。1話1話が短いこともあり非常に読みやすく、すんなりと物語にはいれる作品だと思います。作中で起こる出来事や事件の内容が濃いので読み応えありますし。
収録されているのは全4話。
第1話 それ自身は変化することなく
第2話 ジーン・ケリーのように
第3話 恐ろしい「ありがとう」
第4話 今、燃えている炎
それぞれ詩羽(しいは)以外のキャラの視点で物語は進みます。場所は賀来野市。人と人をどんどんつなげていく詩羽に会うことは人生の分岐点でもある。詩羽と接したことがきっかけで、今までの生活になかった何かを手にすることになる。詩羽がどういったものをもたらすのかは、表現しづらいので読んでくださいとしか……。ラノベなどで無関心な主人公を事件とか騒動に巻き込む活発な女性キャラが増えましたが、詩羽はそういうキャラではありませんのであしからず。まあ。「デート」には誘いますけれど。
4人それぞれから見た詩羽とその街の住人(といっても詩羽ネットワークに引っ掛かっている人)は一体どういったものか。参考資料はこの作品にどう生かされているのか。この小説をSFとみなすか否かも含め、貴方自身で確かめてください。
SRH1 ダイヤモンド 144MHz帯超小型ハンディーアンテナ【広帯域受信対応】 コネクターSMA型
SRH1 ダイヤモンド 144MHz帯超小型ハンディーアンテナ【広帯域受信対応】 コネクターSMA型
販売されているSMAアンテナでは最短サイズのアンテナです。
感度は、、、このサイズなので純正アンテナ以下ですが、現場受信には秘匿性もあり活躍します♪
強いFMラジオなんかは快適に受信出来ますので、買っても後悔しないアンテナです。
にしても、、、ちいチャイですね、、、、(驚)
[・・・]
バトル・ロワイアル [VHS]
『仁義なき戦い』の故・深作欣二監督が同名小説を映画化したのが本作。
作品設定はやや過激で妄想じみた印象があるものの、
近代日本の危うさと追い詰められた人間の恐ろしさが随所に散りばめられています。
徹底したスパルタ教育ながら、キャストを思いやる力強さに満ちた深作監督の
過剰で大胆、観るものを虜にする卓越した演出技法が唸ります。
子ども達同士が潰し合いをするという過激バイオレンス描写ばかりが注目されがちですが、
制御室へのハッキング、過去のプログラム戦争の生き残りを当て馬として投入したりと
箱庭での戦略性に満ちたシナリオ描写と怒涛の展開は見事としかいいようがありません。
少年犯罪が乱発する昨今、子どもの粛清のために儲けられた
BR法規定に基づき、無人島にて生き残り戦争をさせられる中学生達。
楽しい修学旅行のはずが、一変して絶望の地獄絵図に。
期限は3日間。脱出不可能。首につけられた解除不可の
小型爆弾の起爆可能な立ち入り禁止が次々と広がり、彼らはただ追い詰められるだけ。
ある者は悲観し、
ある者はみんなの協力を仰ぎ、
ある者達は協力しあって建物に篭城するが・・・?
『BR法』とは子どもを恐れた大人達の歪んだ妄想の虚像なのか。
最後の一人になるまで3日間の歪んだ箱庭戦争は終わらない。
子ども達による暴力描写が嫌な方は視聴を回避するべきでしょう。(ということで減点-1)
いや、それこそがこの作品のテーマだと思います。
短絡的な犯罪を持って反語とし、人を害する大罪そのものを強く批判しています。
願わくばこの作品を観た方が「嫌な」気分となることを・・・。