パーキンソン病に効く音楽療法CDブック (ビタミン文庫)
さほど期待していなかったが、予想以上に良いCD。鬱にもききそうな気が……。なんとも良いテンポで、聴いていると自然と体が動いて来るし、気持ちが明るくなる。
パーキンソン病治療ガイドライン 2011
前回の治療ガイドライン発刊直後から本邦ではアゴニスト,COMT阻害薬,ゾニサミドと治療薬の選択が倍以上に増えていたので,このガイドライン2011は待ちわびていました.内容は前回よりも読みやすく,すっきりしたように感じました.PD診療において必須の一冊であることは間違いありません.
Back to the Future: 1, 2 & 3 [Blu-ray] [Import]
日曜洋画劇場で放送された吹き替え版を擦り切れるまで見ていた自分にとっては、望んでいた中で最高の仕様で発売してくれて感無量です。
三ツ矢吹き替え版は2年前にユニバーサル思い出の復刻版DVDとして単巻発売されていましたが、DVD-BOXが全て山寺版なのでBD化の際もきっとそうだろうと諦めていただけに今回のBOX化は非常に予想外でした。
思えばユニバーサルはHD-DVD支持派だったので、初期の頃から「BTTF」のBD化は悲願だったのですが、初BD化にして完全な形態で販売してくれるのはファンに限らず消費者としても非常に嬉しいと思います。他の映画でも値段は高くてもいいから版権の問題をクリアし、TV版の吹き替えを収録出来るような動きがこれをきっかけに活発化してくれるととても有り難いです。
余談ですが発売日の10月26日はドクとマーティが初めてタイムマシンの実験をした日なんですよね。発売日に映画の公開から25周年の日ではなくこの日を選んだのはとても心憎い演出だと思います。
パーキンソン病を治す本―薬を使わない画期的治療でよくなる人が続出! (ビタミン文庫)
知人の勧めで読んでみましたが、パーキンソン病に限らず、健康全般に関してかなり示唆に富んでいると思います。癌やその他、血液に関係する病気には大変な朗報になり、運動機能障害に関してもなるほどと思うことがたくさんありました。巷の健康書と違って「売らんかな」が目的ではなく、真摯に病気と取り組んでいる姿勢が伝わってきます。学術的で難しい部分もありますが、まったくのしろうとでもなんとか理解できる程度(自分には)だと感じました。
Lucky Man: A Memoir
マイケル・J・フォックスが、『私はパーキンソン病を患っている』と
発表したのを、随分前にニュースで観たのを覚えている。
その時は、私が大好きな映画『Back to the Future』の
どのシーンにも無いほど深刻そうではあったが、
頼りなさは全く感じない、凛とした彼の姿が印象的だった。
きっと、病を受け入れ、それと闘う決意の現れだったのだろう。
本によると、普通は医師も手術を止めるよう説得するそうだ。
しかし彼の症状は、他に例を見ないほど酷かったらしい。
映画の撮影中でも症状が出たら、ポケットに隠し持っている
薬を取り出しては、震えが治まるのを待っていたそうだ。
はっきりいって、それがどのような苦しみなのか、我々には解らない。
しかし、彼にとっては、歯ぎしりのような行為も不快に思えるほど
ナーヴァスになっていた時期もあったそうだ。
そのような事があったにも関わらず、彼はメディアに告白した。
それは、彼が自分の病気を受けいれる事が出来たからである。
彼自身も言っているが、人とは弱いものだ。
特に、自分の弱い部分を、他人には見せたがらないものだ。
しかし彼は、双子のお子さんを授かった事をきっかけとして、
一日一日を大切に生きようと学んだそうだ。
私たちも、つい無駄に時間を過ごしてしまう事があるはずだ。
勿論、無駄な時間も必要である。しかし、その時間を無駄に
しないためにも、別にこの本を読むのを無理強いしたりはしないが、
何か自分の成長に役に立つ事に、活用したいものである。
そんじょそこいらの芸能人の、過去の性生活を描いたり
家庭内のゴタゴタを描いたりした下手な暴露本とは全く違う。
ここには、必死に生きる、一人の男の生き様がある。
こんな素晴らしい男と、本に出会えた戡!'々もまた「Lucky MAN」である。