高速道路無料化 新しい日本のつくり方 (朝日文庫)
わかりやすくまとめられています。
民主党の目玉政策「高速道路無料化」の提唱者が、
口語体で丁寧に説明しています。
政策そのものは、毀誉褒貶が激しく、
見直しも取りざたされていますが、
賛成や反対を言う前に、
文庫という手軽なサイズになったのを機に、
手にとって損はないと思います。
ケイヨウ(KEIYO)ワイヤレス地デジチューナー フルセグ受信対応ワンセグチューナー 1X1 AN-T006
他の方の評価を参考に、古いメーカー純正のアナログテレビで視聴する為に購入しました。画質は、元々さほど期待していないので問題なしです。取り付けのしやすさも普通。私の車(プレサージュ)は、サイドウィンドウにアナログアンテナがあるので、アンテナ線を前までモールを通して引っ張るのにかなり時間がかかりました。それよりも、指示通りにアンテナを貼り付けて、端子をセットするとまともに映りません?試行錯誤で、二つの端子のうち短い方のアンテナ線にのみコンタクトするようにしたら、ばっちり映るようになりました??何故なのか不明。純正のAV入力ケーブルは値段が高いし、私的には、十分な性能です。
高速道路の謎 (扶桑社新書)
各種自動車雑誌では、フェラーリ教のMJブロンディとして、結構ふざけた(自分は好きだが)記事を書いている著者だが、この本はいたってまじめだ。
渋滞の基礎知識から、高速道路の歴史、海外の高速道路事情、今後の日本の高速道路の行方、そして、高速道路無料化の是非など、とても分かり易くまじめに書かれている。
しかも、話題はホットだ。
特に、渋滞の発生のメカニズムは具体的な場所と原因を複数上げ、とても納得の行く解説がなされている。
さらに、渋滞時の高速と下道(一般道)とは、どちらが所要時間が必要かを身をもって渋滞へ乗り込むことにより数々の実例をあげ検証しているなど、学者や浅薄な解説本と異なりかなり内容が濃くなっている。
この本のおかげで、今後渋滞に出くわしても、通過時間の予想や、高速を下りるか否かの選択が落着いて出来そうだ。
ありがとう、MJブロンディ。
高速道路何が問題か (岩波ブックレット (No.620))
この本を読めば、小泉首相が道路公団民営化を宣言してからマスコミが報道してきたことが本質を捉えていないことがすぐにわかる。民営会員の猪瀬氏が公団の財務諸表といってテレビで出していたものも、実は財務諸表ではなく、公団が独自のルールで作った物で、一般企業と比較すること自体的外れな議論だったことなど、マスコミの理解のなさが伺えるものである。様々な観点から高速道路の何が問題なのか、なぜ高速道路は永久有料化すべきかを分かりやすく、的確に指摘している。
価格も手頃なので是非一見しておきたい一品である。
高速無料化が日本を壊す
『脱・道路の時代』の著者である上岡直見氏が2010年2月に上梓した本書。データ分析に卓越する著者の現況分析は説得力に富み、低炭素社会を展望する一方で、高速無料化といった逆行する施策を進める民主党政権の矛盾を丁寧に説明している。民主党が掲げる人々の「移動の権利」を保証するという政策指針は、高速無料化を進めることでむしろ遠ざけることが、数々の事例やデータから論証されており、しっかりと論理的に政策を立てていくことがいかに重要であるかを思い知らされる。個人的には、高速道路無料化で公共交通などの衰退を招くことで、自動車交通弱者の負担が増え、それは高速道路無料化で負担が軽減する額より多いという指摘が印象に残っている。感情論や短期的な視点で「高速無料化」を支持すると、とんでもないしっぺ返しを食らうことが本書からは理解できる。「日本を壊す」ことを回避させるためにも、選挙権を有する人はみな読んでもらいたい本である。