心の操縦術 (PHP文庫)
苫米地英人氏の作品はかなりの数保有していて、なぜか海外出張の機内で読むことが多いけれども、今回は自宅のソファーでサクっと読み上げました。
要約すると、
物事を俯瞰で観察し抽象度を上げることで、より高い視点で物事を把握することが、リーダーには必要である。日常目にしたものを、見方を変えて、他の感覚へ変換するなど、ちょっとした努力とトレーニングが必要になる。
といったところでしょうか。
本書でトレーニングの例として挙げられる「コーヒー」のくだりはなかなか面白い。コーヒーというおそらく毎日飲んでいる液体を他の感触に置き換えるトレーニングを実際やってみると、まったく違った感覚として脳に刻まれることになり、ちょっと変な感触を味わえます。習慣にしていろいろなものに試してみたいと思います。
巨人 ドラフト1位のその後
巨人のドラフト一位、と言えば巨人のその年の中でも最高の評価を得たわけだし、
他の球団のドラ一の中でも最高級の評価の一人だろう。
最近では長野に澤村、ちょっと前では阿部に高橋に上原、とそうそうたるメンバーが並ぶ。
原監督もそうである。ある種の成功が約束されているといえる。
しかしその反面、ぱっとした成績を残せず埋もれていく、いきつつある選手も少なからずいることに気づかされる。。
ドラ一=必ずしも活躍できる、とは限らないのだ。
特にドラフト初期の65-79年は成功とは言い難いケースが多々見られる。
とは言え、野球のポジションが9つしかないことを考えると、活躍している選手が多いわけでさすがドラ一と言える。
そういった選手たちに平等に光を当てたと言う意味でこの本には価値があると思う。
値段も安く買って損をしないレベルである。