オリジナル・サウンドトラック スクール・オブ・ロック
私は映画がとても気に入ったので購入しました。
なんか、あの映画の愉快な感じを思い出されて楽しい気分になります。
ツェッペリンとかも入ってるし、結構みんな知ってる曲が入っているのでロックの初心者にはお勧めです。
Trouble in Shangri-La
1994年の"Street Angel"以来7年振りのソロ・アルバムです。旬の人Sheryl Crowの参加は、本作品以前のいくつかのコラボレーション(サントラ"Practical Magic"への曲提供、TV番組でのデュエット;後に"VH1 Storytellers"収録、など)から予想された事でしたが、その他Dixie Chicks、Sarah McLachlanなど豪華なゲストが参加し話題になりました。
S.ニックスは、一聴してそれと分かる毒気のある個性的な声が魅力と思うんですが、ここで聴けるのは妙に普通のポップスになってしまってます。M.ジャガーやD.ヘンリーなどもそうですが、現または元を問わず、有名なロック・バンドのヴォーカリストが作るソロ・アルバムってのはどうしてロックにならないのでしょう?ま、フリートウッド・マックを期待するなら初めからそっちを聴いたら?と言われそうですが。要はS.ニックスのファン向けの凡庸なソロ・アルバムと言えそうです。
日本盤には、ボートラはありませんが、全曲についてのS.ニックスのコメントがあり、ファンには嬉しいかも。
Live in Chicago [DVD] [Import]
このDVD撮影の頃、スティヴィーは57〜58歳。しかし、師事するヴォイストレーナーの影響もあってか、僕の知る限りではキャリア中で最高水準のヴォイスコントロールを披露、コーラス隊との息は素晴らしく、コレオグラフィーにも無駄が無く、何より最初から最後まで見事にロックしている。
意外にセットリストに入っていなかった「If anyone falls in love」「How still my love」は聞きモノ。ご本人が“みんなに女性には無理と言われたけれど、10年以上前から歌いたかった”と紹介するデイブ・マシューズ・バンドの代表曲「Crash into me」は、彼女が歌う「Rock and roll」と同じく、オリジナルへのオマージュがとても感じられ、心に沁みる。ピアノイントロが定番となった「Rhiannon」は、そのイントロもさらにオシャレに。
曲間の紹介は、’07年のベスト「Crystal Visions」で自身がライナーに書いていた内容が多く、字幕は(英語も)何も出ませんが、もっているファンなら結構言っていることがわかると思います。
対比が面白いのは、Gのワディとカルロスの足元に象徴される二人の役割分担。スティヴィーのソロといえばどうしてもワディを連想しますが、特にマックの曲では“エフェクター完全武装”かつエレGフィンガーピッキングを器用にこなすカルロスが、隠れたサウンドメイキングのキーになっています。リンジーを再現するには二人がかりとは言いませんが、妙な所でマックのスゴサを再認識。今回のリズム隊、ジャストだが柔らからめのタメがあるDsは良いのですが、欲を言えばBにもう少しユニークさがあれば・・・。
僕はたいていPCMで聞きますが、適度な音圧かつとてもしっかりした中低音、満足度120%です。
結論は、絶対買いの傑作ライヴDVDと言って過言ではありません。
麗しのベラ・ドンナ
フリートウッド・マックの女性ヴォーカリスト、麗しきスティーヴィー・ニックス1981年にリリースした初のソロ・アルバムで全米NO.1に輝いた。
トム・ペティとドン・ヘンリーという大物ミュージシャンが参加している。トム・ペティは3「嘆きの天使」のヴォーカルとギター9「雨に濡れて」のギターで参加。ドン・ヘンリーは8「レザー・アンド・レース」のヴォーカル10「ザ・ハイウエイマン」のドラムとバッキング・ヴォーカルで参加。このアルバムからは3865の4曲のヒットが生まれた。フリートウッド・マックでの彼女の独特の歌声が、ここではフィーチュア(ソロだから当たり前だけど)され、存分に味わえる。シンガー、スティーヴィー・ニックスを味わうのはお薦めの一枚。
Wild Heart
個人的には今まで彼女が発表したアルバムの中では1番いいできじゃぁないかと思います。前作が豪華なゲスト人に囲まれて、幾分カントリー色の強い作品だったのに対し、ぐっとロック色を強めた作りになっています。ジャケットの彼女のイメージのままに、時に奔放に、時に切なく歌う彼女の歌声は絶品!アルバムとしても前作よりずっとまとまりがあると思いますよ。私はこのアルバムを聴いた後、ケイト・ブッシュのアルバム「魔物語」を思い出しました。「魔物語」も名盤ですが、この「ワイルド・ハート」もそれに匹敵する名盤です。フリートウッド・マックなら「リアノン」よりも「ジプシー」が好きと言う方にはオススメ。