ゲームエンジンプログラミング GAME DEVELOPER
ゲームに特化した本だと思ったが、実際読んでみると、C言語を活用したプログラム開発についての様々なテクニックが紹介されている。
例えば、全体的な設計のほかプラグインやモジュールの設計の手法であったり、C++ではなく、あえてC言語でオブジェクトを実現したり、その有効性や注意点などについても言及されている。
C言語の文法を抑えて、ある程度自分でプログラミングが出来た時に読むと、ゲーム開発だけでなく様々な場面で活用できるノウハウが習得できると思う。
教室に安心感をつくる―勇気づけの学級づくり〈2〉
「先生のためのアドラー心理学」の続編。教室に安心感をつくるための技はもちろん、その際の教師の在り方まで詳細に書かれている。実践集やネタはたくさんあるが、教師がその活動を何のためにするのかという明確な目的を持つことが重要であると著者は語る。普段、自分が教室で行っている実践にも、実は大きな力があることに気付かせてくれる。
学級づくりに対する考え方が、わかりやすく書かれている良書。学級づくりを頑張りたいという人にお勧めの一冊。
モテたい理由 (講談社現代新書)
赤坂真理って私は作家として知っていたのですが、
こういうお仕事もするんですね。
著書を今まで読んだことがないので
作風などはよく分かりませんが。
ところで。
この新書ですが、斎藤美奈子か酒井順子みたいな
そういった印象を受けました。
いろいろなレビューがあって、
「疲れた」とか「新鮮」とか「面白い」などありましたが、
私は「食傷気味」という感じでしょうか?
ところどころ読む分には面白いけれど、
1冊全部これというのはつらい。
JJとかお金持ち(およびお金持ち男性をターゲットとする)
女性向けのゴルフ雑誌などをぶった切りながら
話を進めていて、最初こそ「お、小気味よい、面白い!」なんて
思ったけれど、進むにつれて、
「もう、いいです、おなかいっぱいです、飽きました」という
感じでいっぱいでした。
女性のえげつなさとか計算高さとか女性ファッション誌の馬鹿らしさなど
お金払ってまで知りたくない、というのが
私の偽らざる気持ちです。
なので、星3つ。
セカンドライフ Linden Scripting Language プログラミング入門 (バーチャルワールドガイドブックシリーズ)
「作り方」に続くシリーズ最新刊です。
関数とは? コメントとは? 変数とは?
といったプログラムの基本的なことから
順番に学んでいき、実際に簡単なプログラムを
inworldで試しながら学んでいく、
といった内容になっています。
自分の打ち込んだコードを走らせて、
プログラムを学びながらその楽しさを味わうことができ、
初心者の自分にとってはとても良い一冊でした。
掲載されているサンプルコードが、
Web上で無料配布されているのもポイントです。
東京時代MAP―大江戸編 (Time trip map-現代地図と歴史地図を重ねた新発想の地図-)
失礼ながら、やはり京都の会社が作った本だなと思いました。 切絵図にない埋め立て地が入る一方で、上野や青山の一部がすっぽり抜け落ちてしまっている。 ページの大半が海や空白になっているNo.1、No.13、No.19については、正直お金を返してほしいとさえ思いました。 良い企画ではありますので、本当は切絵図の人文社がこういう本を出してくれれば良かったのですが。 自分の家や学校、会社のある場所の地歴を知りたい人は多く、こうした分野はまだまだ開発の余地があると思います。