Beautiful World セブンネットオリジナル盤 特典フェイスタオル付き
国民的アイドルの10枚目のアルバムということで嫌でも期待が高まってしまいますが、嵐は本当に期待を裏切らない。それどころかいつも思っている以上のものを提供してくれます。
個人的に去年のアルバムの冒頭「Movin'on」のインパクトが強すぎて今回の一曲目、かなり気合いれなきゃだけど大丈夫?なんて余計な心配してました。2曲目の「まだ見ぬ世界へ」を先に発売されたDVDでPV付きで見てしまったからこの曲がアルバム一曲目の印象が強かった。しかも今までの嵐とはちょっと違う曲調やダンスを見せてくれて新鮮。そんな先入観を持ってても一曲目「Rock this」イイです!!私にはあえて初期の嵐のアルバムを彷彿させるような感じを受けました。
それから嵐の曲ってどんな曲聴いても「嵐らしいな」と感じます。例えば、メッセージ性の強い「まだ見ぬ世界へ」「虹のカケラ」「negai」「遠くまで」「To be free」「果てない空」、POPで爽やかなラブソング「Love Rainbow」、メンバー全員RAPの「Rock this」アルバムならではのひねりのきいた「always」「morning light」など全く違う曲を聴いても「嵐らしいな」と思えるところはやはり歌唱力はじめ、5人のユニゾンの美しさ、そして大野智の時には前へ出たり、時には全体を柔らかく包み込むような変幻自在の美しい声が間違いなく軸となっています。
最後に今回はソロが全員ハズレなし、全員が格段にレベルが上がってます。5人ともが前回とはあえて違う曲調を選んでいて、私の中では松本潤・相葉雅紀のソロは間違いなくベスト、大野智は珍しく激しい曲調ですが完璧。櫻井翔はRAPも健在ながら曲調が爽やかで本人の好感度そのままのとても素敵な歌声を披露しています。二宮和也は最高傑作を作ったと思います。今までのどこか路上ライブっぽい曲ではなく、スケールが大きくて、歌詞もものすごく気持ちが伝わってきます。
ここまで完成度の高い楽曲が18曲も入っててこの値段、安すぎるのでは・・と思うほど。私は初回盤を購入しましたが、パッケージとブックレットが違うだけで楽曲は同じなのでぜひオススメしたいアルバムです。
Lotus【初回限定盤】(CD+DVD)
PVからは、優しさと切なさの裏にある熱い信念を感じました。
真っ白な衣装で登場する嵐の5人から、男性の持つ本来の力強さと繊細な心が垣間見えた気がします。
他の方も書いておられますが、PVの冒頭は、相葉ちゃんを軸として他の4人がまるで花びらが開くように流れのある動きで始まります。
5人の憂いのある表情が何とも色っぽい。
大人になったんだなぁ、嵐・・・と感じる瞬間です。
後半で登場する淡い桜の花が象徴するように、長い冬を耐え、美しい花を咲かせるために春の訪れをじっと待つ、儚くも優しい桜の花と、内に秘めた思いを長く持ち続けることの大切さがリンクしているように感じました。
ニノとリーダーのフェイクは、ほんとにゾクッとする程心に響きますね。
また改めて、ダンス・歌において、嵐におけるリーダーの存在の大きさをつくづく感じる作品です。
リーダーが、要所要所で決して主張しない良いスパイスとなって全体をしっかりとしめているから、曲を聴き終わったあとの余韻が何とも言えません。
いつまでも心に残る、この切ない気持ちとあたたかさ。
とにかく5人ともほんとに素敵です。
やっぱりみんな惚れ惚れするほどカッコイイ!!
リーダーの癒されるカナリアボイス、ニノのよく通るあたたかく優しい歌声はもちろん、相葉ちゃんのハスキーな声はアクセントになっているし、松潤の少し鼻にかかる色っぽい声も、翔ちゃんの中低音の優しい声も全て、5人の奏でる音色がいつまでも耳に残り、どれが欠けても嵐の曲にはなりません。
踊りも、力を入れて決めすぎるとイメージと合わなくなりそうで、ともすればちぐはぐになりそうな内容のものなのに、ピタリと息のあった5人が程よく柔らかく曲のイメージどおりに大人っぽく優しくまとめています。
みんな個々に忙しい中、これだけに仕上げたことに脱帽です。
カップリングの【ever】もとってもいい曲ですよ。私はすごくお気に入りです。
嵐らしい、春風のような爽やかな曲に仕上がっています。
個人的には、中盤のニノの「大丈夫さ もう一度 やり直せばいいから・・」のくだりが大好き☆
とても元気づけられます。
ニノの、心に染みるようなあたたかな歌声にジーンときて、最初聴いたときは思わず涙ぐんでしまいました。。
ぜひイヤホンで聴いてください。
落ち込んでいるとき、きっと癒されるはず。
嵐はほんとに良い楽曲を提供してもらっていると思います。
ですが、ここまで嵐の曲や歌声が多くの人の心に響くのは、彼らがデビューしてこれまで培ってきた様々な経験が、彼らの人としての深みとなり、それがさらなる魅力となり、歌詞の一つ一つに大きな説得力を持たせているからなんだと、最近つくづく思います。
これまでの活動の中で、きっと辛いこと、悲しいこともあったと思いますが、それを糧として日々成長している彼らの姿に感動します。
人としてどんどん魅力を増してくる嵐。
何だか色々考えさせられました。
今回の曲(特にLotus)・PVともに、今までとはひと味違った嵐を堪能できると思います。
迷っていらっしゃる方は是非聴いてみてください!