金魚の糞 1 (フラワーコミックス)
初めての一巻ではないでしょうか。今まで三話完結が多かったので二巻があると思うと嬉しいです。
で、内容ですが、義理の姉で従姉妹の金魚に惹かれて行く、
親を亡くして金魚の家に引き取られた主人公・菊吉の物語です。
姉弟ってゆうことも相まって、金魚に想いを伝えることが出来ない菊吉。
不良っぽいけど、行動の一つ一つに意味があって、根はとっても優しい男の子なんです。
金魚の方はなんか無償の愛をもっています。そうゆう人って、人間の究極系だと思います。
荒れていた菊吉を優しく包み込んで、ずっと側にいてくれる。だから菊吉は、親を亡くした悲しみと苦しみに、押し潰されずに生きることができたんだと、なんだか泣きたくなりました。
それに、引き取ってくれたおじさんとおばさん。
その存在を裏切ることが出来ない苦しみと葛藤があって
(私はそう感じたんです)、
今までの作品の中では一番、
人間くさいな
なんて思いました。
現実味があって、良かったです。あ、あと、ネコが可愛いかった。
まぁあんましレビューの☆が多くないんで、あんまり良くはないのかもしれないです。
ただ私はこの作品から何か感じるモノがあったので、レビューを書きました。
よかったら参考にしてみて下さい。
彼女の本能 (フラワーコミックス)
いろいろ好みはあれど、若干20才にしてこの画力は凄すぎます・・・!!
漫画を描くために生まれてきたのかというほどの才能の持ち主さんです。
内容はまあそこそこの出来。
まだ絵のほうが目を引くため作者自身これから大人になるにつれもっと成長していってくれることを願います。
短編集で5作品収録されています。
是非とも他の作品も読んでみたくなりました。
王子達は依存する (フラワーコミックス)
確かにヒロインが兄を意識していなかったのに…とは思いますが、それぞれの独占欲がよく描けていて楽しめました☆
最後は完結という完全な完結でない為、すっきりしないという方がいるかも知れません。
花はナイフを身にまとう (フラワーコミックス)
本誌で読んでハマり、コミックスは自分用と彼氏の分とで2冊購入しました。
毒々しい狂おしい程先生を愛してやまない加子の心情がひしひしと伝わって来て泣き顔のシーンは一緒に泣きそうになりました。恋愛って、ドキドキワクワクキュンキュンとか純粋な気持ちだけではいられない、汚い部分も必ずあると思うんです。敢えてそこだけに焦点を絞り込んだ作品?賛否両論、人を選ぶ作品だと思いますが私は好きです。
ラストは既存の作品に桜田節を加えてアレンジした様な終わり方でしたね。(主人公の顔のアップが描かれたキャンパスなど)もうちょっと連載が続けば先生の加子に対する気持ちも上手く掘り下げされたのかな…と、思います。先生が加子を想い、独りキャンパスに想いをぶつけ苦悩するシーンなどが欲しかった、残念です。最後駆け足で先生が口で説明するだけだったのが何とも…。 巻末読み切りで上手く補完されているかな…?
すがりつく加子を思わず抱き締めてしまうまでの先生の表情、描写、完璧です! キュンキュンです! このままのテイスト&桜田節で爆走して行って欲しいです!
分別と多感 (Cheeseフラワーコミックス)
今回も桜田雛先生好きには満足できる一冊だと思います
ネタバレになりますが簡単に言えば普段から優柔不断の主人公が、真逆の性格や魅力を持つ2人の男を好きになり愛され一人に絞れず悩む話。
これだけ聞くとなんだこの女って感じがしますが、はっきり言えば女の本音って感じ
純愛好きな方からしたら満足できない一冊で、万人受けではないと思うので星四つの結果にさせていただきました。
桜田雛先生は長期連載がなく、読み切りや三話連載で終わる事が多いですが、そろそろ長期連載、三話以上の話が読みたいですo(^-^)o
カラーや絵は相変わらず美しい
たまにバランスがおかしい時もありますが私は好きです(笑)
桜田雛先生ファンなら買っとけな一冊。
読み切りも良いですよ