The Best Of Diane Schuur
ブルーノートでの彼女のライブを聴いたことがあるが、調子がよさそうで、バックコーラスの女性とばすばすジョークを飛ばしながらライブをかましていた。かなり快活な方であった。ダイアナクラールが出てくる前はこの人のほうが強かったような。ダイアナよりもダイアンのほうがより成熟しててより渋みがきいてて円熟の域に入ったとニューヨークのブルーノートライブから感じた。そうそうそうこれは以前出た『コレクション』というベストがあるが、そっちよりもおすすめです。
初めてのかたも、このドスのきいたダイナマイトボイスを聴いてみよう
10点中9点 ルックスじゃなくて中身で聞け
ダイアン・シューア&ザ・カウント・ベイシー・オーケストラ
伸びやかな声にスィングするビッグバンドの伴奏。カウントベイシーオーケストラとの共演が、2倍にも3倍にも生かされている実例。伴奏は目立ちすぎず、ひきすぎず、絶妙なバランス感覚。レッドゾーンふりきっているダイアンの声がまたすばらしい。こういうのは生で聴いてみたいものですなああ。サックス系のソロもてきぱきと無駄がなくアレンジの醍醐味が味わえる。彼女の頂点を示すアルバムと言えましょう。
ダイナミックなビッグバンドサウンドが好きなユーザーにもおすすめ。10点中10点
GRPオールスターズ・ライヴ featuring ダイアン・シューア [DVD]
いやー、この頃のFUSIONは良いですね。あたしゃBASS弾きです。BASSのラボちゃんはイカスねー!!8弦BASSの主弦と副弦(1オクターブ上)の弾き分けするなんて、流石職人だねー!!また、ヤマハの5弦BASSのプロトタイプを拝めることができますよ。
DRUMSのカルロス・ヴェガさんは亡くなったんですよね。こんな良いPLAYもっと聴きたいのにね。ご冥福をお祈りいたします。
また、グルーシンがPLAYする姿ってあまり拝めることがないので結構貴重ですよ、この作品。
Woman The Best Jazz Vocals
ジャズを聴き始めた頃、どんなアーティストが良いか分からなかったのでとりあえずオムニバスにしようと思ってこのCDを買いました。おかげでジャズが大好きになりました。特に気に入っているのはPeggyLeeのBlack Coffeeや Every time we say goodbye, Brother,can you spare a dime です。今では最初よりもずっとジャズに詳しくなってきましたが、それでもこのCDはおすすめです
Love Songs
盲目のの白人女性歌手ダイアン・シューアのオムニバス盤。フュージョンで有名なサックス吹きのトム・スコットが多くの曲で演奏、編曲かつプロデュースしている。選曲もいい。アメリカの誇る作曲家ヴァン・ヒューゼンやガーシェインのスタンダードやエリントンナンバーなど、お馴染みの曲ばかり。わが長谷川きよし、レイ・チャールス、エラ、サラ、皆抜群にうまいが、ちょっとくどいところがある。しかしダイアン・シューアはくどいというより、適度に「濃厚」。聴き物は「スピ−・ロウ」。この名曲を哀愁を込めて歌う。エリントンの「プレリュード・トゥー・キス」もいい。ジャズ・ヴォーカルはかくありたい。という、お手本のような一枚。ダイアンの粋な歌にうっとりする。(松本敏之)