EDIUS Neo 2 Booster
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
本格的な動画編集ソフトを触るのは、始めてに近いレベルなのですが、
初心者向けのマニュアルも付属していて、なかなか使いやすいソフトでした。
(もっとも、見たとしてもPC自体の初心者といった方には少々厳しそうですが…)
いくつかの方法を試したのですが、
1、まず元となる素材から大雑把にシーンを切り取り、編集している動画に追加する
2、追加した部分をさらに分割ツールで細切りにする
3、細切りにしたピースを、並べ替えたり長さを微調整したりする
といった手順がやりやすかったです。
作りたい動画によって最適な手順は異なると思いますが、MAD的な編集だとそのやり方が
やりやすいと感じました。
複数の素材を切り替えて、それぞれから少しづつ切り取ってくる、といった作業に
適したUI(ユーザインタフェース)のため、慣れればかなり効率的に作業できそうです。
また追加したクリップの微調整では、「クリップの移動」「クリップの長さ調整(前後の
クリップの長さが変わる)」「クリップの長さ調整(片方は長さが変わりもう一方は移動)」
といった作業ごとにマウスカーソルが変わり、それに気づいてからありがちなイライラも
なく、スムーズに編集できました。
ハイビジョンレベルではさすがに重くて厳しいですが、DVDレベルの動画であればかなり
快適に編集できます。
Athlon X2の5000+でメモリ3Gを積んでいるのですが、i7が欲しくなってしまいましたw
ただ普通のMP3なのに読み込んでくれない(その理由が表示されない)など、ちょっとわからない
動きがまれに見られたのが残念でした。
もっとも変換すれば普通に読み込めるので、臨機応変にといったところでしょうか。
動画編集ソフトでは廉価な部類ですし、なにより使いやすいので、一歩ステップアップ
といった向きにはおすすめ出来ると思います。
決定権を誤解する子、理由を言えない子―発達障害がある子に誤解をもたせない育て方のポイント (学ぶ・理解する・教える“まりおシリーズ”)
今まで漠然としか理解できていなかったことに「決定権」がありました。子どものわがままは、子どもが自ら決定することができると「誤解」していることが原因と、この本では指摘しています。もしそのような状態にあるならば「誤解を解く努力」が必要だと言っており、なかなか説得力があると思いました。
もう一つ極めて参考になったのは、「思い込み」と「こだわり」の違いです。面白いのは、思い込みが「言語的」である一方、こだわりが「映像的」であるため、思い込みは説得で解消することができても、こだわりには難しいという指摘。映像支配から言語支配に変化させるためには、言語能力の獲得が必要で、一般には10歳くらいになると言葉の能力が一定水準に達するとのこと。
子どもの言語能力が低いのは当たり前と理解できますが、だから映像的な思考になっているかもしれない、という見方は有意義です。それが理解できた点で、この本を購入した価値がありました。