コーエー定番シリーズ 蒼き狼と白き牡鹿・元朝秘史
国政はほとんどすることがありません。
場合におよっては政治顧問に任せてしまっても問題ないです。
ということでこのゲームの売りは「オルド」でしょう。
(これもOFFにできるのですが面白みがなくなるでしょう。)
つまり后を口説くのがこのゲームの面白さです。
コーエーのほかのゲームにはないシステムですし。
コンピュータは馬鹿ですから戦争して弱くなります。
そこが残念ですが世界統一が当然目的となります。
ただほかのゲームと違い息子に跡を継がせることができます。
息子や孫の代で世界統一してもかまいません。
裏切りに気をつければ世界統一はそれほど難しくないです。
パソコンゲームのときはエンディングで
モンゴル帝国を陰で支えたのは女性だみたいな
エンディングだったのですがコンシューマーになって
エンディングは味気なくなってしまいました。
これも残念な点ですがお値段との兼ね合いで星5つです。
北条政子 (文春文庫)
永井路子さんの本が好きなので何となく買ったこの本だったのですが
結論を言ってしまえば「すごく面白かった!」のです。
北条政子の名前は、学生時代の歴史の授業で嫌と言うほど聞いて
いる人が多いと思いますが、この本は歴史の授業で習った人物
である尼将軍「北条政子」ではなく、人間としてかなり面白い女性
「北条政子」が描かれています。
この本を読み終わった時、彼女が身近に感じられるようになった
だけでなく、まるで映画を見終わったような気分になったのは
細かい部分の描写まで心を碎いて書いてあるからなんだろうと思います。
この本を学生時代に読んでいたら、もっと歴史に興味がもてた
だろうなぁとしみじみ思ってしまいました。
もっと早くに出会いたかった...。