さよならドビュッシー (宝島社文庫)
作者の「中山七里」さんを教えてもらい、その中でレビュー
を見て、面白そうだったのでこの作品を読みました。
最初はまずまずでしたが、中盤から夢中になり
最後で驚きました。
ドラマだったら、誰がいいかななど情景がイメージしやすい
文章だと思いました。
クラシック音楽に興味ない方も関係なく楽しく読めます。
フジテレビ系ドラマ WATER BOYS TV オリジナル・サウンドトラック
ウォーターボーイズドラマも大好きです。
そのドラマの数々のシーンがこのサントラ
聞くと思い起こされます。ドラマに感動した方
は買い!だと思いますー。
朝起きるときの音楽にもいいと思いいます。
池袋ウエストゲートパーク DVD-BOX
石田衣良氏が描く男たちはみんな魅力的だが、その中でも群を抜いて輝いているのがマコトとタカシ。原作をこえる映像作品は稀だが、これは紛れもなくそんな作品の一つ。マコトを演じる長瀬智也とタカシを演じる窪塚洋介の今にも爆発しそうなエネルギー、役者としてのキレ、きらめく個性が、「マコトとタカシは現実にブクロで生きている」とドラマを見ている者に信じさせてしまいそうな錯覚与える。原作、脚本、演出どれも最高だが、活字を超え、ドラマの枠を超え、登場人物に息吹を与えられる若い俳優に出会えたのは至福である。長瀬と窪塚が20代後半になってしまい、彼らのコンビでGボーイズ冬戦争が見られないのが残念である。池袋の再開発でIWGPのブクロは消えつつあるが、マコトとタカシは永遠である。
ロング・ラブレター~漂流教室~ Vol.2 [VHS]
ドラマにしては最高のクオリティをほこってきたロングラブレターの最終回です。このドラマは色んな所に色々な意味を持った場面、台詞が盛り込まれているというのももう一つの魅力です。何度も見直すことによって、一度では良く分からなかったことがだんだんと見えてきて、もっともっとロングラブレターの世界に引っ張られてゆきます。ドラマでこんなにも感動したことはないというくらいに1つ1つのストーリーに感動してしまいます。このドラマを見ることによってたくさんのものが得られると思います。絶対に最終回まで見てください!!!
おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)
楽器をプレイできない音楽鑑賞者にとって奏者の気持ちに寄り添える体験は貴重です。このお話は、音楽小説として読むのが楽しい。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調を学祭のメインとして、学生のオーディション合格者で演奏し、優秀な奏者は注目されてスカウトされるという設定です。楽器のストラディバリウスの音のすばらしさとか、水害の避難場所で不安で動揺する人々の中で演奏してみんなを落ち着かせる音楽の持つ力の表現などもすばらしいと思います。巻末にピアニストの仲道郁代さんが解説していますが、プロの演奏家も納得する音楽表現がすばらしい。